ブラック企業と就活・働く権利
ー青年に希望を 悪質企業を見分ける確かな眼をー
を読んだ。
これは労働運動総合研究所の本で、はっきり言って左寄りの人たちが書いた本だ。
左寄りの人たちは好きじゃないけれど、僕もこれからはサラリーマンになるわけで、労働者なわけだ。労働問題に関しては、左寄りの人たちの意見が参考になることが多い。
「雇用責任」という考え方を知って大変勉強になった。
”労働者を雇用することは、経営者としての「雇用責任」が生じる。労働者にとって雇用を失うということは、生活の手段を失うことであり、「死ね」と言われるのに等しいという認識からだ。「雇用責任」とは、雇用を継続し十分働いてもらうために「仕事の教育訓練」をする、働き続けられるように安全衛生その他の職場環境を整備する、そして最大限の努力を尽くして雇用を維持することなどが、経営者のとしての責務である。”
こういったことが出来るホワイト企業は少ないかもしれないが、知っておいた方がいいのだろう。
本に出てきたブラック企業の例
日本IBM”成績不良解雇、地下牢、市中引き回し”
ワタミ”過労自殺”
日本NCR”座敷牢”
ウェザーニュース”天気は眠らない、我々も眠らない”
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