ゆとりSEですがなにか

忘れないようにメモしてます。

SERENDIPでダイジェストだけ読む習慣4

世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

  • 幕末、戦国時代は、外国人は興味なし。
  • 興味あることは下記の4つ
  • 第一は外国人から見て唯一性・独自性のある歴史・文化
  • 具体的には天皇制など。他は何かあるかな。お茶とか禅とか武士道、忍者、。。。
  • 第二に、日本の文化や教育、経済などが、さまざまな時代において、海外から評価されうるレベルにあったという事実
  • 江戸時代の識字率、もっと前の識字率、市民の教養
  • 経済発展した理由を過去の歴史から紐解けるとよい
  • 第三に、他の国との関係・交流の歴史や世界史における位置づけ
  • 近代の東アジアとの第二次大戦、植民地化など
  • もっと俯瞰して、古代から中世、近代までの東アジアとの関係性(古代朝鮮と古代日本、唐時代と中世日本、etc)
  • 第四は、芸術
  • 葛飾北斎、歌舞伎などの教養

無形資産が経済を支配する

  • 昔読んだ、脱物質化社会に似ている。
  • 有形資産(建物、機械)から無形資産(ソフトウェアや研究開発、設計・デザイン、ブランド、サプライチェーンや社内構造、研修で構築した人的資本)に投資がシフトしている。
  • 無形資産の特徴は4つ
  • サンクコスト(埋没費用):転売しにくい。現金化できない。
  • そのため、事業の資金調達手段として銀行融資から離れ、エクイティ(株主資本)へのシフトがされるはず
  • スピルオーバー(漏出): 有形資産と違ってマネされるリスクがある。
  • スケーラブル(拡張可能):有形資産と違ってスケーラブル。
  • 無形集約的な企業がいくつか巨大化。スターバックスのマニュアル、ブランド、サプライチェーンGAFAのようなソフトウェア企業。
  • スケーラブルな投資(研究開発やブランディング)が重要な分野は、比較的少数の支配的な大企業がある傾向
  • シナジー:無形資産が相互作用して更なる飛躍。シナジーは予測できない。(※個人的にはピンとこない。。無形資産の特徴か??)
  • 無形資産が一因となって、所得と富の格差が長期的に増大(※ここらからの論理が、飛躍していたり、整合性がなく、ピンとこない。)
  • 無形投資は、企業や国境を越えて移動できる。おかげで資本の移動性は高まり、課税しにくくなる。資本は圧倒的に金持ちに保有されているので、再分配課税により富の格差を減らすのが難しくなる

デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか

  • 無形資産と似た論旨。
  • 物理的な資本からソーシャルキャピタル(共有された知識・制度・文化・行動パターン・アイデアなど)が重要になっている。
  • ソーシャル・キャピタルは、特定の社会的文脈の中でだけ価値を持つ個人の知識である。人的資本(ヒューマン・キャピタル)と違うのは、人々に共有されて初めて機能する
  • 情報化が、豊かな国々の生産と貿易を「脱物質化」した。生産される財の価値のうち、サービスの占める割合が増えた。
  • 生産の脱物質化は、ノウハウの重要性、つまり実行することそのものよりも、なにができるか、どのように実行すべきかの知識(※ソーシャル・キャピタルにあたる)が重要になったことを意味する
  • シリコンバレーのこと。テクノロジーの進歩とともに、一人の人間が複数の分野の専門家になるのは簡単ではなくなっている。したがって、プロジェクトや事業計画を進める上で複数のテーマに関する専門知識が必要な場合は協力が欠かせない。複雑なアイデアをやりとりしてさらに優れたアイデアを生み出すためには、優秀な人々がお互い身近にいなくてはならない。企業や都市はこのプロセスを容易にする。企業と都市はソーシャル・キャピタルの生産性をひときわ高める文脈を提供している 
  • シリコンバレーの住宅価格の高さ、格差の増大について
  • 先進国は、ソーシャルキャピタルをもとにさらに豊かに。新興国ソーシャルキャピタルがなく発展的なくなる。
  • 自由競争のもとでは、ソーシャルキャピタルが少数人数に独占され富の不平等を生む要因

  • 脱物質化⇒無形資産・ソーシャルキャピタルの重要性の増加⇒格差の増大 という同じ論旨が2冊。格差の増大の部分がいろんな仮説があるのだろう。ピンとこない。