2011年後半、『ステマ』という言葉が多く聞かれる。
ステマとは、ステルマーケティングの略語だ。ステルスマーケティングとは、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること、とある。(wikipediaより)
発端
①食べログにて、お店からお金を貰い良い評価の口コミを書いている業者が摘発されたこと
②アニメ製作会社シャフトの公式サイトのamazonバナーが2chまとめサイトのものであることが発覚。
amazonバナーは、アクセス数に応じてお金が入る仕組みである。
そのため、アニメ会社→ (金銭) →2chまとめサイト、
アニメ会社←(良い評価の記事)←2chまとめサイト、
の関係が疑われ、2chで祭り騒ぎになった。
ステマとは、何が問題なのだろうか?
詐欺は、うその情報を消費者に与えることだ。
さくらは、
ステマは、うその情報を流しているとはいえない。能力60の商品を能力100と口コミした場合、ステマでもあり、かつ詐欺でもある。能力60の商品を、「すばらしい商品」と口コミする場合、詐欺に問うことはできない。
ステマは、情報の非対称性を利用している。
長期的には、間違った情報を流し続けることは、消費者の不利益につながる。
人は、他人の評価というものを気にする面を持つ。そのため、口コミで評価されているなら良い商品だと思いがちだ。TVや雑誌で紹介されていれば、良い商品だと思ってしまう。
口コミはかなりの影響力を持っている。
アメリカのガイドラインでは、金銭のやりとりの有無を表示することが推奨されている。