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ゆとりSEですがなにか

忘れないようにメモしてます。

007 スカイフォール 感想

【ネタバレあり】

007とは、ジェームスボンドのひたすらかっこいいところを見て楽しむハードボイルド映画だと自分は思っている。

そういう意味で、今回のスカイフォールは成功している。主演のダニエルクレイグは、渋くてスーツ姿が鬼かっこいい。これだけでも満足できる。(「ドラゴン・タトゥーの女」も鬼かっこよかった)

 

映画が始まってすぐのアクションシーンは圧巻だ。というか、そこがマックスだった。

その後、味方から打たれ殺されかけて、少しセンチになって、トルコで放浪する。(3、4シーンなのだけど。しかもその3、4シーンで美女を落としている。くそかっこいいw)

しかし、本部のMI6がテロにあい、戻ってくる。だが、トラウマなのか心の傷なのか、休んでいたせいなのか、エージェント試験に落ちてしまう。これがかっこ悪い。

そのうち銃が震える、等のトラウマは回復するのだけれど、何をキッカケに回復したのか、描けてない。(これは俺が気づかなかっただけ?)

それが唯一残念だった。

 

あと、天才ハッカー役のQが、ほとんど活躍せず、むしろ足を引っ張る始末。宣伝では、ジェームスボンドとQの名コンビがズバズバ解決してくみたいな印象だったので、ちょっと残念だった。

 

ボンドカーが出てきたシーンには笑ってしまった。(いい意味で)

映画ファンが求める要望を答えるために、でも脚本を不自然にしないように、なんとかしてボンドカーを出したなって感じ。

実際、ボンドカーが出てきたら、待ってましたと嬉しくなる。

 

スカイフォール(ジェームスボンドの故郷、実家)で最新の武器がなく、古い武器を工夫して罠を仕掛け、相手をやっつけるシーンがあるのだが、友人はそんなの007に求めていないと言った。ただひたすら最新の武器で敵をやっつけてくれればいい、と。

自分はそこまで極端ではないし、工夫してるシーンは良いと思ったが。。。

 

007シリーズというこれまでの伝統があるために、観客それぞれが観たいという映画像があるのだろう。すべての要望に応える事は出来ないし、どこかで妥協点やバランスをとることが必要だ。さらに、この映画ならではオリジナリティも出さなくてはいけない。

名作シリーズでは、そのような制約があり、その制約下での監督の苦労が忍ばれる作品だった。