コロナ禍によって映画館が苦しんでいるそうだ。
映画館の座席は1席づつになって入れるお客さんは半分になっている。最新作の映画の公開も遅れている。なかなか大変な事態である。
しかし、嬉しいこともあって、昔の映画をリバイバル上映していたりする。
先日、クリストファー・ノーラン監督のインセプションがIMAXと4DXで上映されていた。
インセプションは、大学生の時に観て感動しそこからクリストファーノーラン監督のファンになった作品だ。また当時は映画館ではなくDVDで観たので、映画館に行っとけばよかったー、と後悔した記憶があった。
そのため、映画館で見られる、ということで嬉しくて思わず行ってしまった。
本当はIMAXで観たかったのだが生憎予約が取れず4DXで観ることになった。
久々に観たインセプションは、やはり最高だった。
よかったポイントを改めて箇条書きにすると
- 夢の階層によって時間の進みが異なることで、最後にそれぞれの階層でキックするまでの盛り上がりが重なって、めちゃくちゃ盛り上がるところ
- 夢に忍び込むというかなりのフィクションが、当然のことのように思わせくる脚本と画作り
- 奥さんにインセプションした「ここは現実じゃない、死んで現実に戻らないと」というアイディアが最終的に奥さんを殺してしまった、という謎解き、伏線回収のうまさ
- 最後のこまが回り続けるのか否かという問い。最後本当に悶える
- アーサーのホテルの無重力や回転しながらのアクションシーン
最高の映画体験でした。これは映画館で観るべき作品。