ゆとりSEですがなにか

忘れないようにメモしてます。

SERENDIPでダイジェストだけ読む習慣7

啓発本のジャンルの流し読みする。 啓発本のジャンルは好きではない。しかし、たまに読みたい時がある。 一冊本で買う気はしないので、ダイジェストぐらいがちょうどいい。

生き残るSE

  • 発刊 2010.02
  • 株式会社ヘッドウォータース 篠田 庸介 著
  • プログラミングの能力だとインド、ベトナムにかなわない日本のSE
  • 日本人は、ビジネスの最上流に位置し完成品のレベルを担保していく立場が適している⇒ビジネスエンジニア
  • どれだけの利益を会社に入れられるか。「プロフィット管理」の意識が重要。

今すぐやる人が成功する!

  • 発刊 2003.08
  • 著者の堀場雅夫氏(79)は、1945年、京都大学理学部在学中に堀場無線研究所を創業、堀場製作所を設立
  • 「過去、何をしてきたか」ではなく、「今、1日で何ができるか」といった生産性が強く問われる時代
  • 「自分の1日はいくらか」、つまりは「自分の市場価値はいくらか」というみずからへの問いかけが重要な意味を持ってくる

生産性を上げるにはどうすればよいか。まずは、「1日単位」で仕事を考える習慣を捨てることだ。仕事を「1日単位」で考えるから時間を薄めてしまう。仕事とは、「1日」の積みかさねではなく、「一瞬」の積みかさねである。つまり、「1日単位」で悠長に考えず、「時間単位」「分単位」「秒単位」で考えるべきものなのだ。「8時間の仕事」を4時間で終わらせるには、どうすればよいかを考えることである。その残りで別の仕事をする、生産性の向上とは、こういうことである。すぐ半分に短縮するのはムリでも、仕事は確実に早くなる。

  • コメント部分が共感「三笠書房の迫猛書籍編集部長と最近会って話をしたとき、ビジネスマンは、いま自分がどうしたらよいかに迷っており、信頼できる誰かからアドバイスを求めている。そういう本を出せばベストセラーになるということだった。」

小池式コンセプト・ノート

  • 発刊 2007.05
  • 小池百合子の話。知らない話が多かった。戦略性があり、かつ、芯の強い人なのだと思う。
  • 英語 ⇒ 英語+α という戦略をもって関西学院大学社会学 を中退。カイロのアメリカ大学に入学
  • トルコ風呂をソープランドに変えた話
  • クールビスの話

「売る力」ノート

  • 発刊 2010.02
  • 野村證券での約30年のキャリアのほとんどを「営業」職として過ごし、43歳の若さで取締役大阪支店長に抜擢された著者
  • 人生訓的な本
  • お客さまから信頼を得るための「人間力」こそ「売る力」であり、数字は後からついてく
  • 「自分の周りの人に喜んでもらうことを、いつも考えよう」
  • 仕事で差がつくのか ― というのは、取り組み方に違いがあるから

SERENDIPでダイジェストだけ読む習慣6

世界最大の音楽配信サービス「スポティファイ」の真実

  • 海賊版から合法化
  • ワーナー、ソニー、ユニバーサルがライセンス更新するかにかかっている
  • サブスクリプションへの移行
  • 従来のスポティファイのスローガン「いつでもどこでも、好きな時に音楽を」を、「あらゆる瞬間に、最適な音楽を」に変えた。
  • キュレーション、選曲、プレイリスト、レコメンド、などの機能で、最適な音楽を届けるサービスに変化

変化に強い組織をつくる「インクルージョン(包摂)」の力(Dialogue)

  • ダイバーシティ(多様性)とインクルージョン(包摂)組織の成長にとって、両者はコインの裏表のようでもあり、相互に関連している。それでも、これらをいっしょくたにするのは正しくない。
  • 組織における問題解決や意思決定のためのインクルージョンは、あくまで「良いアイデア」の取りこぼしがないように努めること
  • インクルーシブな組織のリーダーは、一見、無関係にも思えたり、新人や、一般的に低いとされる立場(本文にある病院の清掃スタッフなど)の人からの意見や提案も一蹴せずに検討するが、一方でそれらをすべて公平に取り入れる必要はなく、取捨選択したり、組み合わせたりするスキルとセンスが求められる

HackerRankのアルゴリズム厳選20問

honawork.hatenablog.com

上記の記事を見て是非やろうと思ったら、Cracking the Coding Interviewのリンクがなくなり、どれが厳選20問か分からなくなっていた。

自分用のメモとして、リンクを貼っておく。

SERENDIPでダイジェストだけ読む習慣5

ESG思考

  • 企業経営や投資において、売上や利益、マーケットシェアなどの他に、環境問題や、貧困や人権などの社会問題を考慮する「ESG(Environment, Social, Governance)」 f:id:yasuhiroa24:20200603092445j:plain

  • 社会貢献活動の意味と取られやすいCSRという言葉そのものもアメリカでは徐々に使われなくなり、「サステナビリティ(持続可能性)」に置き換わっていった

  • 「自社のサステナビリティ」と「社会的信頼の回復」の2つ
  • 大企業は、社会からの信頼を取り戻さなければ企業として生き残れないと再認識し、社会価値と環境価値を高めつつ、同時に株主価値を追求しなければいけないという考え方に自然と行き着いていく
  • 環境・社会に考慮した何らかの行動を企業がとろうとすれば、必ず何らかのコストがかかる。その時点では決して利益が増えることはない。しかし、それでも「利益が増える」ことがあるとすれば、それは将来の機会やリスクに先手を打って対処できるからに他ならない。
  • 2015年には、9月に「国連持続可能な開発目標(SDGs)」が誕生
  • 企業行動憲章を7年ぶりに改定する。改定後の内容は「持続可能な経済成長と社会的課題の解決を図る」
  • 企業はSDGsに関するアクションを発表する際にも、大半の企業は「SDGsに貢献します」というメッセージに終始し、それが長期的にどのような財務価値をもたらすのかに無頓着
  • リーマン・ショックのように経営が厳しくなったタイミングかもしれない。そのとき「SDGsとか言っている場合ではない」「ESGとか言っている場合ではない」という台詞が出てきたら要注意
  • ESG思考とは、まさしく長期視点で「あらゆるリスクを洗い出して対応していく」ことにほかならず、目先の問題にあたふたしがちな日本人がもっとも身につけなくてはいけないもの

バグトリデザイン

1.手順の間違いが原因となる「プロセス因子」

2.個人の立場の違い(個人の性格、性別、人種、年齢など)が原因となる「属性因子」

3.慣れが原因となる「慣性因子」

4.記憶のしにくさが原因となる「記憶因子」

5.時空の変化が原因となる「環境因子」

6.不適正な考え(プラン、設計など)が原因となる「不適正因子」

 バグが起こる背景には、大抵これらの因子が複数同時に絡んでいます。

  • 美和ロックのチェックキー

https://www.miwa-lock.co.jp/lock_day/lineup/checkey.html

www.rainmaker-projects.com

SERENDIPでダイジェストだけ読む習慣4

世界96カ国をまわった元外交官が教える 外国人にささる日本史12のツボ

  • 幕末、戦国時代は、外国人は興味なし。
  • 興味あることは下記の4つ
  • 第一は外国人から見て唯一性・独自性のある歴史・文化
  • 具体的には天皇制など。他は何かあるかな。お茶とか禅とか武士道、忍者、。。。
  • 第二に、日本の文化や教育、経済などが、さまざまな時代において、海外から評価されうるレベルにあったという事実
  • 江戸時代の識字率、もっと前の識字率、市民の教養
  • 経済発展した理由を過去の歴史から紐解けるとよい
  • 第三に、他の国との関係・交流の歴史や世界史における位置づけ
  • 近代の東アジアとの第二次大戦、植民地化など
  • もっと俯瞰して、古代から中世、近代までの東アジアとの関係性(古代朝鮮と古代日本、唐時代と中世日本、etc)
  • 第四は、芸術
  • 葛飾北斎、歌舞伎などの教養

無形資産が経済を支配する

  • 昔読んだ、脱物質化社会に似ている。
  • 有形資産(建物、機械)から無形資産(ソフトウェアや研究開発、設計・デザイン、ブランド、サプライチェーンや社内構造、研修で構築した人的資本)に投資がシフトしている。
  • 無形資産の特徴は4つ
  • サンクコスト(埋没費用):転売しにくい。現金化できない。
  • そのため、事業の資金調達手段として銀行融資から離れ、エクイティ(株主資本)へのシフトがされるはず
  • スピルオーバー(漏出): 有形資産と違ってマネされるリスクがある。
  • スケーラブル(拡張可能):有形資産と違ってスケーラブル。
  • 無形集約的な企業がいくつか巨大化。スターバックスのマニュアル、ブランド、サプライチェーンGAFAのようなソフトウェア企業。
  • スケーラブルな投資(研究開発やブランディング)が重要な分野は、比較的少数の支配的な大企業がある傾向
  • シナジー:無形資産が相互作用して更なる飛躍。シナジーは予測できない。(※個人的にはピンとこない。。無形資産の特徴か??)
  • 無形資産が一因となって、所得と富の格差が長期的に増大(※ここらからの論理が、飛躍していたり、整合性がなく、ピンとこない。)
  • 無形投資は、企業や国境を越えて移動できる。おかげで資本の移動性は高まり、課税しにくくなる。資本は圧倒的に金持ちに保有されているので、再分配課税により富の格差を減らすのが難しくなる

デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか

  • 無形資産と似た論旨。
  • 物理的な資本からソーシャルキャピタル(共有された知識・制度・文化・行動パターン・アイデアなど)が重要になっている。
  • ソーシャル・キャピタルは、特定の社会的文脈の中でだけ価値を持つ個人の知識である。人的資本(ヒューマン・キャピタル)と違うのは、人々に共有されて初めて機能する
  • 情報化が、豊かな国々の生産と貿易を「脱物質化」した。生産される財の価値のうち、サービスの占める割合が増えた。
  • 生産の脱物質化は、ノウハウの重要性、つまり実行することそのものよりも、なにができるか、どのように実行すべきかの知識(※ソーシャル・キャピタルにあたる)が重要になったことを意味する
  • シリコンバレーのこと。テクノロジーの進歩とともに、一人の人間が複数の分野の専門家になるのは簡単ではなくなっている。したがって、プロジェクトや事業計画を進める上で複数のテーマに関する専門知識が必要な場合は協力が欠かせない。複雑なアイデアをやりとりしてさらに優れたアイデアを生み出すためには、優秀な人々がお互い身近にいなくてはならない。企業や都市はこのプロセスを容易にする。企業と都市はソーシャル・キャピタルの生産性をひときわ高める文脈を提供している 
  • シリコンバレーの住宅価格の高さ、格差の増大について
  • 先進国は、ソーシャルキャピタルをもとにさらに豊かに。新興国ソーシャルキャピタルがなく発展的なくなる。
  • 自由競争のもとでは、ソーシャルキャピタルが少数人数に独占され富の不平等を生む要因

  • 脱物質化⇒無形資産・ソーシャルキャピタルの重要性の増加⇒格差の増大 という同じ論旨が2冊。格差の増大の部分がいろんな仮説があるのだろう。ピンとこない。

SERENDIPでダイジェストだけ読む3

SERENDIPでダイジェストだけ読む

ダイジェストだけ読む習慣がついている。 忘れないようにダイジェストを呼んだ感想をメモする。

コロナで激変! 世界経済&投資術(週刊ダイヤモンド

  • コロナ危機の構造

コロナ危機の構造は、世界各国ほぼ共通だ。ロックダウンは商品やサービスの消費を減退させる。また製造業や農業では労働者の確保が難しくなり、ものの供給網(サプライチェーン)が停滞する。実体経済は需要と供給がバランスを取りながら増えることで成長するのに、コロナ禍では需給の双方が急停止するのだ。

 実体経済の急停止はマーケットに連鎖し、2月中旬から株価や原油価格などが乱高下している。株安は企業や消費者の支出をいっそう冷え込ませ、結果として実体経済と投資・金融市場の双方で流動性、つまりキャッシュが減り、急速な経済収縮が起こる。

 この短期的な経済収縮が、本格的な景気後退(リセッション)を招くのか。その可能性は、二つの要素に左右される。一つは「流動性の急減に対する、各国の金融財政出動が十分か否か」だ。

エコノミストの多くは、今回の危機とリーマンショック世界大恐慌のような景気後退につながった危機を分けて考えている。金利政策の変更やマーケットでの信用不安など、金融セクターから始まった危機は連鎖する。だが実体経済からの危機は、それまでの経済状況が悪くない限り、直接的な被害が去れば好転する。これは過去の災害やテロの経験で共有されてきた、エコノミストの視点だ。

  • コロナ危機が収束するタイミング

だからこそもう一つの要素である「新型コロナの感染拡大はいつ終息するか」が重要になる。1918~20年に大流行したスペイン風邪では、最初の夏に感染が収まったかに見えたが、秋から感染第2波が世界に広がり、より多くの死者を出した。この長期化の懸念を、多くの経済予想は織り込んでいない。

日本中世への招待

  • 個人的に、古代、中世に興味がある。教養として読んでみたい気もするが、優先度は低。
  • 日本史学における「中世」という時代区分は、おおむね平安末期から戦国時代
  • 往来物が教科書として使われた。往来物とは、平安時代末期以来明治初年に至るまで広く行われた書簡文体の初等教科書の総称
  • 最も著名なものが14世紀中葉に作られた『庭訓往来』
  • 平安中期に源為憲が編纂し、貴族社会で幼学書(※幼少時代に入門書として読む本)として用いられた『口遊(くちずさみ)』という書物に九九も載っている
  • 誕生日は中世時代も祝っていた可能性あり。

グーグル社員が指南する「検索力」の磨き方

  • ダイジェストで十分
  • 特にメモする気づきはなかった。これを買っていたら後悔しただろう。。

SERENDIPでダイジェストだけ読む習慣2

SERENDIPでダイジェストだけ読む

ダイジェストだけ読む習慣がついている。 忘れないようにダイジェストを呼んだ感想をメモする。

ファーウェイの真実 Inside the Black Box

  • 中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術
  • 売上高6036億元(約10兆4366億円、2017年の実績)、世界の従業員数18万人
  • 株主構成は、創業者の任正非氏(1.14%)、工会委員会と呼ばれる従業員組織だが、、
  • 中国共産党の細胞組織である党委員会を企業内に設置することを義務づけ
  • 中国国家開発銀行(開発銀)の関与
  • 開発銀は、ファーウェイ自身ではなく、顧客の通信事業者に対して融資を行うことで、間接的にファーウェイの経営を支援
  • ファーウェイの脅威を論じるときに多くの人が、米国が起訴した企業秘密の窃取やサイバースパイのような非合法の活動を想定だが、、
  • 現在、共同開発や開発支援を合法的に行っている。技術の吸い上げが目的?
  • 中国政府は、2015年発布の国家戦略「中国製造2025」で、半導体等のハイテク製品のパーツについて、内製化を進める方針
  • 2025年には、現在は日本の部品輸出しているが中国内製化に取って代わられる?
ベンダーファイナンス

 通信事業者にとっての最大の経営課題は、継続的かつ大規模な設備投資の負担をどうするかだ。この課題の解決策として通信機器メーカーは、顧客の通信事業者に自社製品を採用してもらう見返りに設備投資資金を提供する「ベンダーファイナンス」を導入した  だがベンダーファイナンスは、通信会社が経営悪化すると途端に融資が焦げ付き、メーカーにとっての不良債権に変わる。このため欧米メーカーは以前ほどベンダーファイナンスに積極的ではなくなっている。  その空隙を埋める形でリーマンショック以降に積極的に資金を提供したのが開発銀のような中国の国有金融機関であり、その資金を得る条件はファーウェイなど中国企業の製品を購入することだった。通信事業者にとってはベンダーファイナンスと同じ効果があり、ファーウェイの財務も傷まない。そして世界市場での中国企業の躍進という政策の目標も達成できる。

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

  • アップルのみのダイジェスト。新しい発見は特になかった。
  • アップルはテクノロジー企業から高級ブランドへ転換。

巨大システム 失敗の本質

  • 線形系より複雑系疎結合より密結合が「失敗」の原因
  • 線形系とは、自動車工場の組立ラインだ。そこでは容易に予測可能な順序でものごとが進行する。不具合が生じても、何が故障したのかはすぐわかり、どんな影響がおよぶかも一目瞭然
  • 複雑系原子力発電。構成要素の多くが分かちがたく結びつき、相互に影響がおよびやすい。したがって何か不具合が発生すると、あちこちで問題が生じ、何が起こっているかを把握するのが難しい。
  • 複雑系では状況を把握するために間接的な指標に頼ることになる。圧力計や水量計。見立てを誤りやすい。
  • 疎結合では、要素間のスラックが大きいため、一つの要素が故障してもほかの要素は生き残れることが多い
  • 密結合では、一つの要素の不具合がほかに影響をおよぼしやすい。
  • 航空機製造工場は、疎結合の例。
  • 取締役会に銀行家の多い銀行は、多様な背景をもつ取締役、つまり銀行家だけでなくNPOや法曹、医療、政府、軍などの関係者のいる銀行に比べて、倒産する確率が高かった
  • 専門家に支配されていない取締役会では、取締役たちはお互いの判断について議論し、異議を唱えた。何ごともあたりまえと思わなかった。銀行家の話す言葉は医師や弁護士とはちがうから、たとえ「わかりきった」ことであっても、くわしい説明や話し合いを要求した
  • 多様性が(失敗を防ぐ)助けになるのは、マイノリティや素人のユニークな視点が得られるからではなく、集団全体がより懐疑的になるから

シャオミのすべて

  • 中国にある家電メーカ
  • シャオミは多数のベンチャーを巻き込み独自の「シャオミ・エコシステム(Mi Ecosystem)」を構築
  • エコシステムのパートナー企業に投資。製造のサポート。ただ議決権を持たず、ゆるやかな結束。
  • 資本は両者の関係を結ぶ紐帯にすぎず、価値観や製品定義、方法論の伝授こそが根幹
  • ベテランエンジニアに投資の業務をやらせる
  • エコシステムのメリットは、リソース。スピード。モチベーション。
  • パートナー企業が成長し、独自ブランドになるっことを推奨。株主として投資リターンを得る。

日本型ロジスティクス 4.0

「うつ」は炎症で起きる

  • ダイジェストで十分な情報量。
  • 『ストレス⇒うつ』から『ストレス⇒身体的炎症⇒うつ』という説。
  • 自分の恐らく、仕事のストレスから、潰瘍性大腸炎&躁鬱になったので、納得がいく。
  • 腸、及び、免疫、炎症、精神への影響は、まだまだ解明されていないことが多く、21世紀の医療のおけるホットトピック。

驚異の量子コンピュータ

  • 情報科学における最先端のフロンティアの一つ「量子コンピュータ
  • 量子力学』は、原子や電子などのような直接目で見ることができないミクロな世界を支配する物理法則を指すもの.世界を説明するための最も根源的な枠組みを提供する学問体系
  • 21世紀、量子力学の不思議な性質を情報科学的な観点から理解し直し、その量子性を積極的に応用する、という量子情報科学が誕生
  • 量子情報科学の代表例が量子力学の不思議な現象を動作原理とするコンピュータ、『量子コンピュータ
  • 量子は重ね合わせの原理で、位置を確率で表現、状態ベクトルで表現する
  • 0と1のビットに対して、状態ベクトルで表現する量子ビットは、表現の幅が大きい。
  • 古典的な0と1のビットは、量子ビットの特殊な状態としていえる。量子ビットはより一般化した表現。
  • 量子ビットに対して、量子演算することで計算ができる。
  • 量子ビットに対する量子演算は、ビットの対する演算より表現できる状態や演算が一気に増えるので、計算能力が向上する。

なぜ貧しい国はなくならないのか(第2版)

  • 「貧困国」の問題.2015年に示されたSDGsでも貧困削減が目標
  • 貧しい国から貧困をなくしていく戦略的学問である「開発経済学」の入門書
  • 労働者の生産性、企業の生産性、経済全体の生産性を決定しているのが、人的資本、物的資本、インフラ、社会関係資本、知的資本であるということ
  • 生産性を上げるには資本を上げる必要がある。
  • 社会関係資本は、いわゆるソーシャルキャピタルのことであり、人間の信頼関係の程度を指す。社会関係が良好であれば、契約の作成、合意、履行が容易であるから、契約制度は効率的に機能。
  • 途上国政府、国際機関、あるいは先進国政府は、途上国経済の発展を効果的に支援するために、どこに何をどのような順序で投資することが経済の発展にとって有効なのか、を設計できていなければならない。
  • アフリカでは農業生産性の向上「緑の革命」が起きていない。
  • 緑の革命」への道筋は、有望な作物の選択→技術の移転・開発→技術普及(知的資本の向上)→インフラ投資と信用の供与(インフラ・社会関係資本・物的資本の向上)、というステップを踏むべきであるということ
  • アフリカの工業。産業集積しているが「停滞」型。「成長」型になっていない。
  • 「成長」型に変えるのは、(1)信用の供与による機械などの物的資本への投資、(2)インフラ投資、(3)人的投資と知的投資の促進である。問題は、どこから手をつけるか、にある。
  • 結論は、研修による人的資本と知的資本への投資から。研修には、有望な企業とそうでない企業とを選別するという重要な機能がある。

豊田章男

  • サラリーマン時代に滝行していたなんて。。重圧がすごいんだろうな。。魅力ある人。